除雪の負担軽減へ“雪トンネル”設置!玄関と道路つなぐトンネルの開発進む「1時間半かかっていた除雪作業が5分に」新潟

新潟県内各地で平年を超える積雪となる中、家を出る際の玄関から道路までの除雪の負担を軽減しようと長岡市が開発を進めているトンネルが2月5日、報道陣に公開されました。

新潟県内各地で平年を超える積雪となる中、家を出る際の玄関から道路までの除雪の負担を軽減しようと長岡市が開発を進めているトンネルが2月5日、報道陣に公開されました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「私の身長を超える積雪となっている山古志地区。こちらに設置されている三角形のトンネル中に入ってみると、奥に玄関や室外機があります。住宅につながっているんです」

側道に高く雪が積もる長岡市山古志地区の公営住宅前に設置されていたのは“雪トンネル”。その名も“ゆきみちクン”です。

【長岡市土木政策調整課 柳橋雄樹 主査】
「除雪作業が日頃負担になっているので、そういった作業の負担軽減を図るために、玄関から道路までをつなぐ雪トンネルとして設置している」

これは山間部に住む人にとって、外に出る際に家の玄関から道路までの除雪作業が負担になっていることから、その負担を軽くしようと長岡市が開発を進めているものです。

これまで雪が長く降り続き、5日午前9時の山古志地区の積雪は260cm気になるのはトンネルの耐久性ですが…

【長岡市土木政策調整課 柳橋雄樹 主査】
「単管とされて、ホームセンター等でも販売されているものを骨組みフレームとして使っていて、外装材は合板、ポリカーボネート製の波板でこの構造はできている。強度計算上、山古志の設計荷重である4m(の積雪)に耐えうる計算をして設置している」

2023年度から山古志や栃尾といった雪深い地域で雪トンネルの試験運用を実施している長岡市。

これまでの2年間、積雪が3m近くに達しても倒壊せず、耐久性は確認できていましたが、その一方で、トンネルの高さがなく、かがんで通る必要あるなど課題もありました。

そこで今年度設置されたものは…

【齋藤正昂アナウンサー】
「こちらの高さが1.9m。そして、横の幅が1m強あるので、例えば荷物を持っても広々と歩けるスペースが確保されている」

高さを確保した上で、実際に人が住んでいる家での実証実験を行い、その効果を確認しています。

【設置された家に住む人】
「いまは(除雪は)ここだけ。ここだけだから、もう5~6分で終わっちゃう。前は1時間半かかった。住んでいる人は快適ですごくいい」

長岡市は今後、実証結果を踏まえ、雪トンネルの普及促進に向け、助成制度を検討していくとしています。

最終更新日:Thu, 05 Feb 2026 21:30:00 +0900