
春の本格的な観光シーズンを前に、新潟県佐渡市には少しずつ春の光景が広がり始めています。
佐渡市の相川城趾公園で見頃を迎えているのが、春の訪れを告げるウメの花。白やピンクの花が力強く咲き誇り、訪れる人を魅了しています。
春を迎えると、至るところで響き始めるのが佐渡の伝統をつなぐ音色です。
毎年この時期開催されている『金井芸能発表会』。
様々な団体が日頃の練習の成果を披露する中特に注目されたのが、馬に乗り、金山の鉱脈を探した人物の所作などを表現する春駒です。
【春駒の出演者】
「年も忘れて頑張った。相川の春駒はやる人も少ないので、継承するという意味でも、こういう機会を与えてもらい、本当によかった」
こうしてつながる伝統の音色が春を迎える喜びを表現する中、両津地区で始まっているのが早春の佐渡の風物詩ワカメの水揚げです。
例年よりも1週間ほど早い水揚げの開始となった今年は豊漁に期待が高まっています。
【鷲崎漁師組合 本田清美さん】
「去年より1週間早くても、これだけあるので、このあとは大変なことになる」
【鷲崎漁師組合 本田裕敏 組合長】
「とにかくやわらかい風味がある。おいしいので食べて」
こうした漁師町の光景がもたらす春の風情。
本格的な春の観光シーズンを前に、絶景が楽しめるスポット尖閣湾では防護柵の取り替え作業などが進められていました。
こうして観光客の受け入れに向けた準備が進む中…
【相川地区の住民】
「どうしようもない。片付けてもまた上がってくるから」
海岸には外国の文字が書かれた多くのゴミが漂着。地元住民たちは早急な対応を行政に求めていく考えです。
花や海など美しい景色…そして伝統が息づく島・佐渡。その陰には地域住民たちの努力が隠されています。
最終更新日:Wed, 25 Feb 2026 22:00:00 +0900



