
高止まりが続いていたコメが3週連続で値下がりしています。スーパーでは、パッケージに“増量”と書かれたコメが販売されるなど、売り場に変化が見え始めています。
■高止まりが続いていたコメに変化
新潟県三条市のスーパー。
【松村道子キャスター】
「高すぎてこのコメが売れないという状況があった店ですが、2月中旬から変化が起きています」
【スーパーマルセン 太田雅悠 専務(今年1月)】
「コメに関しては、高値が続きすぎて明らかに消費が低迷している印象」
この店では、コメ価格の高止まりが続いたことから販売が落ち込み、2月の売り上げは前年より3割落ち込みました。
一方で、スーパーで販売されたコメ5kgの平均販売価格は、備蓄米が販売された影響で去年夏には3000円台になったものの、秋には再び値上がりし、年末には4416円と過去最高値を更新。
しかし、年が明けてからは値下がり傾向に転じ、3月1日までの1週間は4073円と、3週連続で値下がりしています。
こちらの店でも、2月中旬からその動きが見え始めたといいます。
【スーパーマルセン 太田雅悠 専務】
「仕入れ価格については、2月中旬ぐらいから少しずつ下がり、一袋当たり100円~200円下がった」
それに伴い、販売価格も5kgで100円~200円下げました。
■「コメ余っている?」“増量袋”販売に驚き
さらに売り場では今までに見られなかった光景も…パッケージに印刷された“増量”の文字です。
【スーパーマルセン 太田雅悠 専務】
「非常に驚いた。今まで、コメが足りないような状況がずっと続いていたので。やはり、そういったところを見ても『コメが余っているのかな?』という印象を正直受けた」
店側もコメを手に入れやすくなったと実感しています。
【スーパーマルセン 太田雅悠 専務】
「(Q.コメの在庫はふんだんにあるわけではない?)以前はコメがいつ足りなくなるか心配でいっぱい入れていたが、今年はいつでも問屋さんから仕入れることができるので、バックヤードでの在庫はこの程度になっている」
去年の今ごろ、卸業者から求められていた入荷量の制限も今はないということです。
米穀安供給確保支援機構が取り引き関係者に実施した調査では、5月までの3カ月間はコメが余り、価格が低下するという見通しが示されています。
■価格下落傾向も消費者は…「なかなか下がらない」
ただ、コシヒカリの価格は依然として5kg5000円前後のまま。
【お客】
「なかなか下がらないなという感じ」
【お客】
「やはり3000円台くらいが買いやすい」
【松村道子キャスター】
「価格の下落傾向があるとはいえ、まだコメの値段が高い中、この店で人気を集めているのがコシイブキです」
【スーパーマルセン 太田雅悠 専務】
「こしいぶきは米騒動があったとき、早稲米として皆さんに待ち望まれていたという背景もあり、いまだにファンがついている」
こしいぶきは5kg4298円。売れ行きは好調だといいます。
太田専務は「引き続き、消費者のコメ離れを防ぎながら、安定的に販売していきたい」と話しています。
最終更新日:Tue, 10 Mar 2026 21:45:00 +0900



