築100年の元理容室をリノベ!“お米”楽しめる複合施設に変身「カジュアルに来て」 地域活性化へリノベ事業に期待 新潟市

使われていない物件を生かして事業計画を考える新潟市の『リノベーションスクール』。その受講生が築100年の建物を活用し、複合施設をオープンさせます。地域の趣を生かす新事業が新潟市に新たな風を吹き込みます。

使われていない物件を生かして事業計画を考える新潟市の『リノベーションスクール』。その受講生が築100年の建物を活用し、複合施設をオープンさせます。地域の趣を生かす新事業が新潟市に新たな風を吹き込みます。

■元理容室をリノベーション!“お米”テーマの複合施設オープンへ

萬代橋のたもとにある新潟市中央区花町。ここで大正時代に建てられた元理容室が今回のリノベーションの舞台です。

【松村道子キャスター】
「中に入りすぐ目に飛び込んでくるのが2枚の大きな鏡。かつては理容店のお客の姿を映したこの鏡をデザインとしてそのまま生かしています」

大正時代のモチーフが生かされたヘリや表情のある窓など、築100年以上の趣を随所に感じることができます。

3月12日、お披露目されたのは新潟市主催のリノベーションスクールの受講者・荻野高弘さんが“お米”をコンセプトにまもなくオープンさせる複合施設『米草堂』。

おととしに初めて開催されたリノベーションスクールには、これまで約40人が参加し、空き店舗を活用した事業計画を立案。

荻野さんの『米草堂』がスクールの事業化第一号です。

【米草堂 荻野高弘オーナー】
「(物件所有者が)昔から人が集まる場所だったという話をしていたので、人が集まるような状態はどういうものなのか…事業を考えるヒントにもなるのがイノベーションの醍醐味」

この建物で祖父と父が理容室を営んでいた平野和也さん。リノベーションの提案がなければ取り壊す予定でした。

【平野和也さん】
「素晴らしい。昔のものも残してもらって、とても良い家になった」

この日は中原市長もお披露目会に出席。

【新潟市 中原八一 市長】
「昔は、ここは?」

【平野和也さん】
「私の部屋。あっちは勉強部屋だった」

2階はシェアオフィスになっていて、東京に本社を持つデザイン会社が入居する予定です。

一方、1階は米草堂という名前にふさわしい“おかゆスタンド”に。県産米を使った様々なおかゆを誰もが楽しめます。

【新潟市 中原八一 市長】
「さっぱりしておいしい。最後にサバの味が伝わってくる。(Q.コメがコンセプトになっている点は?)新潟らしさはやはりある。ふるさとに帰ってきたような感じがする」

■地域活性化へ リノベーション事業に期待

古町の活性化を大きな課題と捉えている新潟市。古くなった建物の風情や歴史を生かしたリノベーション事業に大きな期待を寄せています。

【新潟市 中原八一 市長】
「これからまたリノベーションスクールの参加者から荻野さんの後に続いて、エリアの拠点になって、それがまた古町につながっていってくれれば、新潟市としては街づくりが次第にできていくと思い、期待している」

【米草堂 荻野高弘オーナー】
「友達のような場所にしたいなと思っている。敷居が高いのではなく、カジュアルに気軽に来られる場所になってほしい」

この施設は3月23日にオープンします。

最終更新日:Fri, 13 Mar 2026 05:00:00 +0900