
連日熱戦が繰り広げられたミラノ・コルティナオリンピック閉幕からまだ1カ月ですが、3月25日、チェコで世界フィギュアスケート選手権が開幕します。今シーズンを締めくくる重要な一戦を前に、オリンピック銅メダリストの中井亜美選手が意気込みを語りました。
【中井亜美 選手】
「いっぱい取材や色んなことがあったので忙しかった」
怒濤の1カ月をこう振り返ったのは、新潟市出身の17歳、中井亜美選手です。
その名を一躍世に知らしめることになったのは、2月に開催されたミラノ・コルティナオリンピック。
初出場ながらショートプログラム首位でフリーに臨むと、自身の武器である大技・トリプルアクセルで観客を魅了。見事銅メダルを獲得し、日本フィギュア史上最年少メダリストとなりました。
演技後の仕草も注目されファンが急増。その反響に中井選手は?
【中井亜美 選手】
「行く前はこんなにもなっているとは思っていなかったので、正直、今でもびっくりしているし、日本に着いたときはたくさんの方が迎えてくださってうれしかった」
激闘から間もない3月12日。中井選手は開幕を25日に控えた世界フィギュアに向け、千葉県のリンクで汗を流していました。
シニアデビューイヤーの今年は飛躍の一年となりましたが、その秘訣は今シーズンから新たに取り入れたという“箱を使ったアクセルの練習”です。
【中井亜美 選手】
「1回、段から降りるが、そのときに骨盤が曲がったまま飛ぶと軸が外れたり、感覚がずれたりするので、段から降りても体勢を保つという意味で、一度、段から降りてシングルアクセルを跳ぶ」
箱から降りて回転することで体の軸を安定させながら踏み込むトレーニングに、スピンの感覚を陸上で養える“スピナー”も導入。こうした陸上での練習が氷上に生きていると言います。
さらに、メンタル面でもジュニア時代からの成長を感じたようです。
【中井亜美 選手】
「毎年うまくいっていたかと言われたら、うまくいっていなかったし、つらいシーズンのほうが多かった。それを経験しているからこそ、スケートの楽しさや試合に出られるうれしさを感じられている」
中井選手が大事にしている“スケートを楽しむ気持ち”。
【中井亜美 選手】
「今回、オリンピックで楽しんで演技して、この結果だったので、今回の世界選手権もしっかり楽しんで、後から結果がついてくるような形で、笑顔で終われたらいいなと思っている」
今シーズンを締めくくる一戦で中井選手の弾ける笑顔が見られるか…世界フィギュアは3月25日開幕します。
最終更新日:Tue, 24 Mar 2026 18:51:46 +0900




