“クラファン寄付金”約400万円支払われず…北越急行が法的措置検討「支援者の思いを踏みにじる」新潟

ほくほく線を運行する北越急行がクラウドファンディングで集めた400万円あまりの寄付金についてサイト運営会社から未払いの状態が続いています。北越急行は支援者の思いを踏みにじる行為だとして法的措置を検討しています。

ほくほく線を運行する北越急行がクラウドファンディングで集めた400万円あまりの寄付金についてサイト運営会社から未払いの状態が続いています。北越急行は支援者の思いを踏みにじる行為だとして法的措置を検討しています。

【北越急行 猿山彰 社長】
「支援者の思いを無にする、踏みにじるようなことになるので、非常に憤りを感じている」

憤りと困惑を隠せないのはほくほく線を運行する北越急行の猿山彰社長。

怒りの矛先はクラウドファンディングの運営会社です。そのわけはラッピング車両製作のための寄付金の未払い。

北越急行は鉄道ファンなどから人気を博す自社のキャラクター“松代うさぎ”をあしらったラッピング車両を運行するための費用を募ろうと、去年11月から今年2月にかけクラウドファンディングを実施。

170人以上から約415万円の寄付金が集まっていましたが、締め切りの5日前、突如クラウドファンディングの運営会社のサイトにアクセスできなくなったといいます。

この事態を受け…

【北越急行 猿山彰 社長】
「ホームページ上で直接『今、クラウドファンディングのサイトがトラブルを起こしている』とお知らせして、個別に振り込んでいただく対応を取っていた」

北越急行は支援者から直接寄付を受ける形に切り替え、48人から約145万円が寄せられました。

この寄付金の活用のほか、北越急行が一部費用を建て替えてラッピング車両を完成させ、車両は予定通り5月2日から運行していますが…

【記者リポート】
「クラウドファンディングの運営会社であるサイト、現在もつながらない状態が続いている」

【北越急行 猿山彰 社長】
「『待ってほしい、そこまでに支払う』という回答が来たが、実際その日が来てみたら、振り込まれていないので、『まだ振り込まれていません』と伝えると、『資金繰りができないのでこの日にしてもらえないか』と。そういうやりとりが繰り返されている状況」

サイト運営会社は「資金繰りが遅れている」などと説明し、これまでに5回以上寄付金の支払いを延期しているといいます。

この運営会社をめぐっては、ほかの鉄道会社でもクラウドファンディングで集めた寄付金が支払われていないことが明らかになっています。

【北越急行 猿山彰 社長】
「支援者の方々がやるせない思い、じくじたる思いをしていることに対して、非常に私どもとしては心苦しい、申し訳ない」

北越急行は法的措置を検討しています。

最終更新日:Wed, 17 Jun 2026 22:00:00 +0900