【話題】建設進む新ダム「鵜川ダム」水をためる作業開始 水害に強い街づくり 新潟・柏崎市

柏崎市清水谷で工事が進む新しいダム「鵜川ダム」で水をためる作業が始まりました。
NST新潟総合テレビ

柏崎市清水谷で工事が進む新しいダム「鵜川ダム」で水をためる作業が始まりました。

柏崎市の中心部を流れる二級河川「鵜川」。流域では何度も氾濫により被害を受け、1978年の水害では床上浸水は1446戸、柏崎駅が機能しない状態が1週間続いたということです。2004年、2005年にも水害が発生しています。逆に1994年には渇水により深刻な水不足に見舞われました。

こうしたことなどから鵜川ダムは2004年に工事が始まりました。当初は2018年の完成を目指していましたが、地盤調査の結果、想定以上に岩盤の亀裂が多く見つかったため工事が遅れ、現在2027年度末の完成を予定しています。

鵜川ダムの貯水容量は470万トンと東京ドーム3.8個分の大きさで、県土木部が管理する20のダムの中では14番目の規模です。ダムの構造は岩石と中央部分を水を通しにくい粘土をそれぞれ積み上げて造る「中央コア型ロックフィルダム」です。

ダムに水をためる作業は10月1日に始まりました。県柏崎地域振興局によりますと、その後あまり降雨がなく、6日時点の水位は底から数メートルということです。順調に水がたまれば来年2027年11月頃にダムへ一時的に貯留する流水の最高水位に達します。

田畑の豊かな水源として、また水辺の環境を守り、水害に強い街づくりのため「鵜川ダム」は2028年4月の運用開始を目指します。

最終更新日:Wed, 07 Oct 2026 10:01:37 +0900