幻の「つちのこ」発見で賞金1億円!
胴が太く、ヘビの一種という幻の生物「つちのこ」。
かつて、新潟県糸魚川市のシャルマン火打スキー場近くの山で目撃情報があり、「つちのこ探検隊」は17年間イベントを開催し、探し続けてきた。
隊長の丸山さんはこの日、長年の経験から見つかるような気がしていた。
つちのこ探検隊 丸山隆志 隊長:
ワナを専門家に依頼して3カ所セットしてある。なんとなく見つかるような気がしている
魚や肉・パンなどを入れたワナを3カ所に仕掛けたという丸山隊長。18年目の今年こそは捕まえて賞金1億円を狙う!
約50人の参加者にも気合いが入っていた。
関東方面からの参加者は、つちのこを捕まえる道具を持参。素手で捕獲できるようにと、皮手袋の用意もしていた。
イメージトレーニングもバッチリだ!
参加者:
1億円ゲットしたい。楽しい、いると思えば
参加者:
子どもの頃すごく好きだった。最近、思い出して探したくなった
参加者:
こんな大自然の中、未確認生物はたくさんいると思う。つちのこも絶対いる
捕獲へ!道なき道を進み4時間…
目撃情報のあった場所は、草藪の中。参加者たちは草藪をかき分けながら、急斜面の山を進んでいく。
時にはワラビを採りながら、つちのこが隠れていないか探す。
長年の勘を頼りに丸山隊長も懸命に探し、4時間…。
参加者:
今年はこれだけ繁茂しているから、つちのこも隠れやすくて油断しているのでは
仕掛けたワナに近寄った形跡はなく、残念ながら伝説のつちのこは今年も発見できなかった。
つちのこは見つけることができなかったが、参加者たちはイベント後にきのこ汁やタケノコを食べて絆を深めていた。
つちのこ探検隊は一緒に探す仲間を募集している。来年こそは伝説の「つちのこ」捕獲へ…参加者たちのロマンあふれるイベントは続く。