アスリート育成も!スケート施設完成
報道陣に公開されたのは、新潟県スポーツ公園内に整備された、県立鳥屋野潟公園スケートパーク。通称「AIRMANスケートパーク」だ。
2021年の東京オリンピック以降、人気が高まっているスケートボード。しかし、県内にはそのスケートボードを楽しめる場所が少ないことが課題となっていた。
県都市整備課の安井和也課長は「若い人たちに遊びの場を設ける、ここをきっかけに若いアスリートが育ってほしい」と話す。
「スケートボードに親しみ、そして世界に飛び立つアスリートを育成する場にしたい」という願いが込められたこの施設。
練習エリアは、プールのような曲線的な形状が特徴の「パークエリア」に、階段や手すり・坂道など街の中を再現した直線的なコースが特徴の「ストリートエリア」。
そのほか、初心者が練習するのに適した滑走面が平面の「屋内エリア」も設置。雨や雪の日は移動式セクションを配置し、スケーターが練習しやすい環境を整備するということだ。
安井課長は「初心者もここに来てスケートボードと接して、この施設を利用してどんどんうまくなったり、楽しんだりして思い出の場所にしてほしい」と多くの人が利用する施設になることを期待している。
オープニングイベントには、スケートボードで東京オリンピックに出場した平野歩夢選手の兄・英樹選手や弟の海祝選手などが登場する。
「AIRMANスケートパーク」は新潟駅からバスで20分ほど。料金も大人1回600円、高校生以下は200円以下と利用しやすい値段になっている。さらなるスケートボード熱の高まりに期待がかかる。