渋滞予報士に聞く!お盆期間の渋滞予測 下りは11日・上りは13日~14日 “猛暑”への対策と事前点検が重要に

新型コロナウイルスが5類に移行してから初めて迎えるお盆休み。このお盆期間中に帰省や行楽地に向かう人も多いのではないだろうか。その一方で、高速道路の渋滞も予測される。猛暑が続く中での渋滞予測と注意点を渋滞予報士に聞いた。

2023年 お盆期間の渋滞予測

高速道路で渋滞が発生するお盆休み。傾向と対策をNEXCO東日本の渋滞予報士・小池海さんに聞いた。

NEXCO東日本 新潟支社 小池海 渋滞予報士

NEXCO東日本 新潟支社 小池海 渋滞予報士

新型コロナの5類移行に伴い、渋滞も増える見込みの2023年。下りのピークは8月11日で、新潟県内では燕三条インターチェンジ付近で最大10kmの渋滞が予想されている。

また、首都圏と新潟をつなぐ関越道・下りのピークは8月13日~14日。ともに高坂サービスエリア付近で20km~25kmの渋滞が予想されている。

そして、猛暑の中のドライブ。事前の点検が必要となりそうだ。

ドライブの前に点検・備えを

渋滞を起こさないためにも小池さんは猛暑への備えが重要になると話す。

NEXCO東日本 新潟支社 小池海渋滞予報士:
暑くなってくると、バッテリー上がりのトラブルも増えてくる。事前に点検すれば、バッテリーも頑張ってくれる

猛暑の中で冷房を稼働させると、通常よりもバッテリーに負担がかかるため、古くなったバッテリーの交換など対策が必要だ。

冷房の稼働で通常よりもバッテリーに負担

冷房の稼働で通常よりもバッテリーに負担

さらに、「暑くなってきたとき、空気圧の点検をしないと、何かトラブルが起きる可能性も高くなる」と話す。

高温によるバーストなど、タイヤのトラブルを予防するために空気圧を適正に保つこともポイントだ。

空気圧を適正に保つことも大事

空気圧を適正に保つことも大事

そして、渋滞に巻き込まれることを想定した備えも重要だと言う。

NEXCO東日本 新潟支社 小池海渋滞予報士:
渋滞に巻き込まれると、暑い中、長時間車内に取り残される可能性もある。水分を用意して、携帯用のトイレなども備えるとより安心

車内には水分の用意を

車内には水分の用意を

また、小池さんは車などの準備を整えたらNEXCO東日本のウェブサイトなどで渋滞予測などの情報を収集し、ピーク時間を避けてほしいと呼びかけている。