「まずはできることから」を実感 30年ぶり開催!市民参加型の加茂市総合防災訓練の様子をレポート!

加茂市役所の岡です。今回は9月24日(日)に開催された加茂市総合防災訓練の様子をご紹介します。

雲一つない青空。まさに防災訓練日和です!

「防災」についてみんなで考える一日

今回30年ぶりに開催された加茂市総合防災訓練。大雨による土砂災害や河川の氾濫を想定し、市内全域に避難情報を発令したほか、市内各地で避難訓練が行われました。

災害に対する備えはばっちり!という人も、そうでない人も、改めて防災の大切さを考えるきっかけとなりました。

小京都戦隊カモレンジャーも駆けつけました

展示体験訓練会場の加茂市産業センターでは、幅広い年代の市民に防災に触れてもらおうと、さまざまなイベントが開催されました。さっそくその様子をレポートしていきます!

レポその① 防災意識も高まる「マイタイムライン」作り

「マイタイムライン」とは、大雨や台風が接近した際の自分自身の避難行動をあらかじめ具体的に確認し、いざという時のために作成しておくものです。

マイタイムライン、意外と簡単に作れちゃいます

パネル展示されているハザードマップ等の情報を頼りに書き込んでみましたが、意外と自分の住む地区の浸水リスクについて理解できておらず、防災グッズの準備も不十分だったなと反省…。

これを機に我が家の防災について見直すとともに、災害時の行動を確認しようと思います!

レポその② 楽しみながら備えの大切さを学ぶ「防災かるた」

こちらは防災をテーマにしたかるたで、災害時にどんな行動をとるべきなのかを学ぶことができます。私も子どもたちの間に入ってちゃっかり参加させてもらいました!

正座で挑み、気合は十分

一番印象的だったお題は「戻らない 忘れ物より まず命」。避難している途中で忘れ物に気づいても絶対に戻らず、また周囲の人にもそれを伝えられたら一人でも多くの命を救うことができます。


かるたは久しぶりだったので、結果としてはしっかり惨敗!ですが、こんな風にゲーム感覚で楽しく防災について触れることができるのはとても魅力的だと思いました。

レポその③ 迫力の実演 消防による救出訓練

この日、最も会場を盛り上げたのは消防隊員による救出訓練でした。

手際よく車を解体する消防隊員

車両内に閉じ込められた人員を救出するため、隊員たちは隊長の指示の下、素早く車を解体。フロントガラスが割られ、車体の上部があっという間に取り外され、その迫力に観客は圧倒されていました。

まずはできることから!

この他にもいろいろなイベントや体験が盛りだくさんで、全てをご紹介できないのがとても残念ですが、防災としっかり向き合える貴重な経験ができました。

一目で浸水深をイメージできます

災害はいつ発生するかわかりません。皆さんも今一度、ご自身の防災対策を確認してみませんか?まずはできることから始めてみましょう!

問い合わせ先
加茂市役所 総務課 防災係
電話:0256-52-0080(内線321)