沖に流された親子3人を救助! サーファーの男性などに感謝状「自分ができることをしただけ」

今年7月、新潟県柏崎市の海水浴場で親子3人が沖に流される海難事故が発生した。この窮地を救ったのは、近くでサーフィンをしていた男性2人。2人が当時の状況について語った。

沖に流された親子を男性2人が救助!

上越海上保安署から感謝状が贈られたのは、群馬県の会社役員・粕川秀行さんと上越市の北村直樹さんの2人だ。

北村直樹さん(左)/粕川秀行さん(右)

今年7月、柏崎市の海水浴場で親子3人が沖に流されてしまう海難事故が発生。

そのことに気づいたのが、サーフィンをしていた粕川さんだった。「岸にいた家族や友達や自治会の人が私のほうに合図をしていた。流されてきている人がいるということに気付いた」

親子を救助する粕川さん(画像提供:上越海上保安署)

粕川さんが1人を救助したあと、車にサップ用のボードを積んでいた北村さんも沖へ向かい、親子を無事に救助した。

救助に向かう北村さん

北村さんは「自分ができることをしたというだけで、特別すごいことをしたという気持ちはない。海は楽しいところでもあるし、危険もいっぱいあるので、気をつけながら楽しんでいただけたら」と話した。

上越海上保安署は、海での事故があった際には「118番」に通報するよう呼びかけている。