13歳で故郷奪われ46年…引き裂かれた父娘が歌った“ふるさと”を同級生が涙の合唱 入退院繰り返す母「もう時間が無い」
北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんとの再会を願う同級生が、2023年10月7日にチャリティーコンサートを開催した。同級生は、めぐみさんとの再会を願って童謡「ふるさと」を披露。この曲には、引き裂かれた父娘がそれぞれに再会への強い思いを込めて歌った過去がある。
同級生の姿から“見えない”娘を想像
横田めぐみさんが中学1年生で拉致されるまでともに学び、2023年度に59歳となる新潟市の寄居中学校の同級生が、再会を願い開催してきたコンサートは、13回目を数えた。
そのコンサートの冒頭、2023年に入り入退院を繰り返しているという87歳の母・早紀江さんが、ビデオメッセージを寄せた。
「いつも同級生の姿を見るたびに、めぐみの見えない姿を勝手に想像して『元気でいてくれるんだ』と信じて政府に訴え続けております。これからもどうぞよろしくお願いいたします」
めぐみさんの母・横田早紀江 さん