ドアの開扉失念… 約30人乗車できず
JRによると、20日午前9時前、新潟県長岡市の越後川口駅で、運転士が列車のドアを開けるのを失念し、越後川口駅を発車した。
その後、乗客からの申告によって、ドアを開けなかったことに気が付いたという。
越後川口駅で降りる予定の乗客はいなかったが、約30人が乗車できなかった。乗車できなかった約30人は1時間後の列車に乗車したという。
電車は長岡行きの2両列車で、乗降する客が自らボタンを押して扉を開ける列車だったが、ボタンを押しても扉が開かなかったということだ。
便乗運転士に気をとられ失念…
原因について、JR東日本新潟支社は「運転士がドアの開扉を失念したことが原因」と説明。
また、越後川口駅で別の列車の運転士を便乗させることになっていて、運転士が電車に乗ってきたことに気をとられ、扉を開けることを失念したという。
JRは「ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。今後指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしている。