■古着は投資の対象!?

著名人のファンも多い人気ショップへ
ネットで噂の新潟のスキマにJOYが迫るロケバラエティ番組『潟ちゅーぶ』。今回は新潟市の古町エリアにある人気古着店で世界的な人気高騰で盛り上がるヴィンテージウェアの奥深い世界を学ぶ。
■JOYさん40歳のご褒美企画?

四十路目前でもさわやかなJOYさん
4月15日に40歳の誕生日を迎える番組MCのJOY。大塚七海(NGT48)はご褒美企画として大好きなファッションにまつわるロケでJOYに楽しんでもらいたいと提案する。
■あの有名人たちも来るすごい店

古町通4番町の古着店『THIS MAN』
新潟市中央区の古町通にある『THIS MAN VINTAGE CLOTHING』は1階と2階の2フロア構成。広い店内にはまるでセレクトショップのようにアイテムが陳列され、一般的な古着屋さんのイメージを覆す洗練された空間だ。新潟でライブが開催された際には誰もが知る国民的なアーティストやお笑い芸人も店を訪れたという。

セレクトショップのような品のある店内
■アメリカ西海岸で1着ずつ吟味

代表の大野寛太さん(中央)
地方の古着屋さんにも関わらず『THIS MAN』が古着好きの人たちに支持される理由はスタッフが海外で1着ずつ吟味して買い付けてくるヴィンテージアイテムだ。年に数回は世界最大の古着市場であるアメリカの西海岸のフリマをめぐり自分の足と目で古着を選んでいる。

ずっと見ていられるスタッフのLA買い付け動画
■実家にありそうなパーカーの値段

奥に進むほどプレミアムなアイテムが登場
幅広い価格帯の商品が並ぶ店内の一番奥のコーナーにはとびきりのヴィンテージアイテムがひかえている。たとえばJOYが「実家に似たようなのがある」と語る1950年代のスウェットパーカーは25万8000円(税込)。

どの家にも一着はありそうなパーカー…
現代のパーカーはボディとフードが一体化しているが、縫製技術が発達していなかった1950年代まではスウェットにフードを後付けするタイプが一般的だった。

1950年代までしか見られない後付けフード
■落書きパンツが47万円!?

とっておきのヴィンテージアイテムがコレ
さらにJOYと大塚七海が目を丸くしたのが落書き入りパンツ。価格は驚愕の47万8000円(税込)!しかも落書きを書いたのは著名なアーティストでなく無名の素人。なぜこんなに高いのか?

無名の一般人たちの落書きパンツがなぜ47万円?
■“ヒストリー”が価格を押し上げる

よく見ればかわいらしいイラスト
実は1940~60年代のアメリカでは、ハイスクールや大学を卒業する際に仲間たちとパンツに寄せ書きをする「メモリアルパンツ」という文化があった。イラストには当時のカルチャーが色濃く映し出されており、保存状態が良く味のあるイラストの商品には、とんでもない値段がつくこともあるのだとか。

語りだすと止まらない代表の大野さん
大野さんによると「当時の製法や歴史的背景が価値を押し上げる鍵。現代では再現困難なディテールが“ヴィンテージの証”」だという。
■2000万円を数日で回収!

AKIRAやBEATLESのアイテムは世界的にプレミア化
『THIS MAN』が1回の買い付けに費やす金額はなんと2,000万円!しかしそれだけの商品を仕入れても2カ月ほどで黒字化が可能だという。横浜市に全国から人気ショップが集結する『VCM VINTAGE MARKET』など、大型イベントに出店すると数日で買い付けにかけた費用を回収できてしまうそうだ。

打ち合わせに訪れた平日も若者で賑わっていた
■世界的に古着が「投資」の対象
そうした古着イベントが隆盛を極めている理由の一つが古着を「投資目的」で購入する人たちの増加。JOYが「古着って出費じゃないの?」と率直な疑問をぶつけると、大野さんは「そこが面白いところ。単なる消費ではなくもしかしたら後々値が上がるかもしれない“一点物の資産”にもなりうるんです」と語る。

メタリカのTシャツはジャスティン・ビーバーの影響で高騰
■7万円が40万円に!?
大野さん自身もショップスタッフとして駆け出しの頃に7万円をはたいて買った服に最近40万円超の値段がついたという。若者の間では「古着=消費」ではなく株や仮想通貨のように値上がりを期待できる商品という認識が広がっているのだ。

古着の価格高騰の話に驚愕
■ただものではない古着コーデ
番組のクライマックスはJOYと大塚に大野さんが渾身の“ヴィンテージコーデ”を提案。

流石の着こなし…大野さんも「完璧」と自画自賛
JOYにはジャスティン・ビーバーが着ていたことで世界的に人気が沸騰した90年代のメタリカのツアーTシャツに60年代のモヘアカーディガン、そしてリーバイスの永遠の名品「ビッグE」を合わせるスタイルをセレクト。さすがはMen’s eggの読者モデルとして人気を博したJOYの着こなしにスタッフたちも「完璧」と舌を巻く。

80’sのハイスクールガール感あふれる大塚
一方、大塚七海は上下ともに60年代のカレッジスウェットとデニムで揃え、メキシカンジュエリーのシルバーネックレスでアクセントをプラス。海外ドラマ『ストレンジャー・シングス』に出てきそうとJOYもべた褒め。

ちなみにJOYさん、このサングラスを実際購入
ペアで並んでみれば、まさに“ただものではないヴィンテージ好きカップル”という雰囲気が漂い、大野さんたちスタッフも「絶対に渾身の接客をする」と太鼓判。多くの人を引き付けるヴィンテージ古着の奥深さを学べた収録だった。

古着への愛がすごいTHIS MANのみなさん
【店舗情報】『THIS MAN VINTAGE CLOTHING』新潟市中央区古町通4番町568
■新潟の企業の担い手探し

杉本萌(NGT48)
「バズタイムズ」のコーナーでは、NGT48杉本萌が新潟で“事業承継”や“M&A”を扱う企業のビジネスマンを取材。後継者問題に悩む中小企業を支援する取り組みに密着する。会社の成長や存続を支える一手段としてのM&Aが確立しつつある現状を垣間見ることができる内容だ。
『潟ちゅーぶ』 毎週土曜午前11時20分|NST新潟総合テレビ
見逃し配信:YouTube「だいすき!にいがた!」チャンネルで全編公開中
新潟みやげの王様『加島屋』を大解剖!本店限定お総菜に絶品スイーツ JAL国際線ファーストクラスの機内食も【潟ちゅーぶ4月5日放送】 | 新潟ニュース NST
『おたちゅう新潟本店』に潜入!週末イベントには1000人が殺到!新潟のファミリー層を夢中にする人気の秘密【潟ちゅーぶ3月29日放送】 | 新潟ニュース NST