最大9連休の”お盆休み” 新潟県内の気になる天気は?11日から12日にかけて警報級の大雨の可能性も 帰省ラッシュは8月9日(土)がピークの予想

9日から始まり、最大9連休となるお盆休み。帰省や旅行を計画している人も多いと思いますが、新潟県内各地の天気や高速道路・新幹線の混雑予想を取材しました。

■高速道路は15日と17日に渋滞か

【NEXCO東日本新潟支社 田邊臣人 渋滞予報士】
「今年のお盆期間は後半期間の渋滞に注意していただければ」

こう話すのは、渋滞予測のエキスパート、NEXCO東日本渋滞予報士の田邊臣人さんです。

田邉臣人 渋滞予報士

田邊さんは今年のお盆期間の渋滞は「2回ある」と予測します。

【NEXCO東日本新潟支社 田邊臣人 渋滞予報士】
「1回目が8月15日(金)。北陸道上りの東京・富山方面、中之島見附IC付近で最大5kmの渋滞を予測している。2回目については8月17日(日)、お盆の最終日に北陸道上りの東京・富山方面、三条燕IC付近で最大5kmの渋滞を予測している」

【渋滞予想】

8月15日(金):北陸道(上り) 三条燕IC~中之島見附IC 最大5km ピークは午前11時

8月17日(日):北陸道(上り)巻潟東IC~三条燕IC 最大5km ピークは午後5時

今年のお盆休みは平日を挟むため帰省のタイミングが分散することから、田邊予報士は新潟方面に向かう下り線では大きな渋滞は発生しないと見込みます。

■予測できない渋滞も…?

一方で予測できない渋滞もあります。春の大型連休では事故の発生によって直接は関係のない反対車線でも渋滞が…。

【NEXCO東日本新潟支社 田邊臣人 渋滞予報士】
「事故を見たいがゆえにアクセルを緩めてしまい速度が落ちて、車間距離が詰まって渋滞が発生した」

田邊予報士は「交通量が増えると、少しのことが渋滞の原因になる」とした上で、上り坂などでの無意識の速度低下に注意することや、適切な車間距離を保つこと、むやみな車線変更を控えることなどを呼びかけています。

【NEXCO東日本新潟支社 田邊臣人 渋滞予報士】
「様々なお客様に高速道路ご利用いただくと予測しているので、ぜひ渋滞予測を参考に、彩り豊かな連休をお過ごしください」

■JR 下りは9日・上りは17日がピークに

JR東日本はお盆期間の指定席の予約状況について発表。下りのピークは8月9日(土)、上りのピークは17日(日)と予想しています。

また、下りでは、9日午前~夕方で満席の列車が多くなっていて、上りは16日と17日にかけてピークが分散しているということです。

■前半の天気は雨予想…後半から天気回復も残暑厳しく

天気の予想はどうなのか…NST News タッチの石黒菖気象予報士によりますと、11日(月)から12日(火)にかけて秋雨前線が県内にかかる予想で、警報級の大雨の可能性があるということです。

後半にかけて天気が回復するものの、残暑が厳しくなる予想のため、こまめな水分補給など熱中症対策が必要となりそうです。