新潟市東総合スポーツセンターで行われた春高バレー県予選決勝。
男子は２年ぶりの優勝を目指す第１シードの東京学館新潟と連覇を目指す第２シードの上越総合技術が対戦しました。
第１セットは県総体のリベンジをねらう上越総合技術がエースでキャプテンの松木を中心に得点を重ねます。
一方、学館もエース皆木が躍動。第１セットから試合は白熱した展開となります。
両チーム得点を２０点に乗せて試合はシーソーゲームに。ここで抜け出したのが学館でした。上越総合技術も土壇場で粘りますが、学館が第１セットを奪います。
第２セットも序盤は拮抗した展開となりますが、徐々に学館ペースに…上越総合技術も松木にボールを集めて食らいつきますが、第２セットも学館が２５－２１で制します。
第３セット…後がない上越総合技術ですが、地力で勝る学館に徐々に点差をつけられ…学館が３－０のストレート勝ちで去年のリベンジを果たし、２年ぶりの春高出場を決めました。
【東京学館新潟 高橋快主将】
「去年春高予選で負けて当時の３年生を春高に連れて行けずに悔しい思いをした。この最高の仲間と春高で戦えることがとてもうれしい。全国制覇目指して頑張ります！応援宜しくお願いします！」
一方、女子は去年４連覇が途切れリベンジに燃える長岡商業と連覇をねらう新潟中央の一戦に。３年連続の同じカードとなった決勝はお互いの意地がぶつかります。
第１セット、長岡商業はセッターでキャプテンの外山杏奈が２年生アタッカーをうまく生かし、得点を重ねていきます。一方の新潟中央…一時は７点差をつけられますが、ここから一挙５連続ポイントで追い上げます。
しかし、最後は長岡商業の２年生加納のスパイクが決まり、長岡商業が第１セットを奪います。
そして第２セットはまさに死闘に…先に２０点に乗せたのは新潟中央でした。エース小田嶋が躍動し、２４－２２でセットポイントを奪います。
しかし、この土壇場で長岡商業が意地を見せ、連続ポイントで同点に追いつきます。ここからはまさに一進一退の攻防。長岡商業がセットポイントを奪えば、新潟中央が追いつき…
新潟中央がセットポイントを奪えば、長岡商業が追いつく展開。
この大接戦を制したのは…長岡商業。２９－２７で第２セットを制した長岡商業は勢いそのままに第３セットを圧倒。
新潟中央をストレートで下し、女王の座を「奪還」！２年ぶりの春高出場を決めました。
【長岡商業 外山杏奈主将】
「去年の春高予選の悔しさから必死にやってきてたくさんの方に支えられてやってきたので勝つことができて嬉しいです。インターハイではベスト１６で終わってしまったのでベスト８以上いけるように全員バレーで戦っていきたい」
優勝した２校が出場する春高バレーは来年１月４日に開幕します。最終更新日:Fri, 03 Nov 2023 19:35:07 +0900
