「政府は何やっているんだろう」進展しない拉致問題…横田早紀江さんが心境語る【新潟】

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんとの再会を願う祈りの会が20日、都内で開かれ、めぐみさんの母・早紀江さんが現在の心境を語りました。
北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんとの再会を願う祈りの会が20日、都内で開かれ、めぐみさんの母・早紀江さんが現在の心境を語りました。

20日、東京都内で開かれたのは早紀江さんと支援者が拉致問題の解決を願い、祈りを捧げる集会で今回で224回目となりました。

岸田首相が今年5月の国民大集会で、早期の日朝首脳会談を実現するため、総理直轄のハイレベルで協議を行う方針を示していますが、その後、具体的な進展はないのが現状です。

【横田早紀江さん】
「本当にこれはどうなっていくのかなとぎりぎりの所まで来て、もうすぐ何か出来そうだなと思いながらも、やっぱり何にも政府はしていないのかなとか、もう何やっているんだろうといつも思いながら…」

また、早紀江さんは今年4月に動機やめまいなどで倒れて入院したことを振り返り「あと2年だけ生かしてほしい」と祈ったと話し、拉致問題の早期解決を訴えました。最終更新日:Fri, 21 Jul 2023 12:15:42 +0900