“兄弟の再会”願う…特定失踪者・大澤孝司さんの同級生も涙の訴え 来年2月で行方不明から50年

49年前に新潟県佐渡市で行方不明になった特定失踪者・大澤孝司さんの同級生が10月17日、兄・昭一さんのもとを訪れ、拉致被害者や特定失踪者の問題について語り合い、兄弟の再会への思いを一つにしました。
49年前に新潟県佐渡市で行方不明になった特定失踪者・大澤孝司さんの同級生が10月17日、兄・昭一さんのもとを訪れ、拉致被害者や特定失踪者の問題について語り合い、兄弟の再会への思いを一つにしました。

特定失踪者・大澤孝司さんの兄昭一さんを訪ねたのは、大澤さんと東京農業大学の同級生だった4人です。

大澤さんと大学に加え、新潟県庁でも同期だった宮崎直樹さんが呼びかけました。

【北海道から参加 先山和彦さん】
「大澤くんは、優しい印象を受けた人だった」

【神奈川県から参加 福島和好さん】
「(大澤さんが)『卒論でこういうことを書くんだけど、測量の話を教えてくれないか』と。相当きちんと詳しく卒論を書いていた」

大澤さんの大学の卒業論文のテーマは、「西蒲原の土地改良」だったということで、兄・昭一さんは、同級生の言葉から、地元に貢献しようと勉強に励む弟の姿を回想しているようでした。

大澤さんが行方不明になり、来年2月で50年。解決への動きがない現状に同級生も悔しさをにじませます。

【神奈川県から参加 福島和好さん】
「国会議員、みんなこれ(ブルーリボン)をつけているが、日本人全体がこれが何のバッヂか知らない人がいっぱいいる。僕の願いは、大澤くんが向こうで普通の生活、きちんと生活していてくれればいい。もちろん帰ってきてほしいのは当たり前だけど、そういう思いがずっとある」

【北海道から参加 先山和彦さん】
「急いでいる政治家がいない。拉致という言葉も死語になっていく感覚を受けている」

【山口県から参加 福本憲史さん】
「(兄・昭一さんが)年を取られたなというのは、まず感じた。(昭一さんの)弟に対する思いは、ものすごく高まった感じがした」

兄・昭一さんは88歳。同級生は、改めて兄弟の再会を果たしたいと誓っていました。最終更新日:Tue, 17 Oct 2023 18:52:01 +0900