6月8日、元気な挨拶が響いたのは、新潟市中央区古町地区の西堀ローサ中央広場。
去年9月から耐震改修工事が行われているこの地下施設で、工事を請け負う第一建設工業が地元の児童たちに向けた現場見学会を開催しました。
参加したのは白山小学校の6年生19人。悪戦苦闘しながらヘルメットを装着し、いよいよ工事現場に潜入です。
児童たちが今回見学したのは「耐震補強壁」。20kgのブロックを積み重ね、中にコンクリートや鉄筋を入れて補強することで、震度7の地震でも崩れない仕組みになっています。
【桶屋美圭アナウンサー】
「工事現場では実際に児童たちが壁をたたいて耐震性を確認しています。皆さん壁はどうですか?」
【児童】
「すごく硬い」
【児童】
Q.どのくらい硬い?
「手のほうが痛くなるくらい!」
耐震性を学んだ後は、仕上げ前の壁にメッセージを記入。児童たちは思い思いのメッセージをしたためました。
【児童】
「『いつも笑顔にしてくれてありがとう』と書いた。これからも人を笑顔にしてくれるとありがたい」
【児童】
「『支えてくれてありがとう』と書いた。歴史に残るといいね」
見学を終えた児童は…
【児童】
「裏で色んな人たちが頑張っているんだなと思った」
【桶屋美圭アナウンサー】
「普段は壁に落書きできないと思うけど、きょうは壁にメッセージを書きましたよね?どうでした?」
【児童】
「ちょっと違う感覚で書いた。いい体験になった。新潟が発展して、にぎやかな街になってほしい」
今回の見学は、児童たちが街づくりについて考えるきっかけにもなったようです。
【第一建設工業建築部 中村直也 課長代理】
「こういう機会が増えると建設業にも興味を持って頂ける機会も増えるのかなと思うので今後も続けていけたら」最終更新日:Thu, 08 Jun 2023 18:55:57 +0900