原発再稼働の前提条件”避難道路の整備” 経産省・国交省などにも要望へ【新潟・柏崎市】

柏崎市の桜井雅浩市長は4日、国に求めている原発事故時の避難道路の整備について今後、経済産業省などにも要望する考えを示しました。
柏崎市の桜井雅浩市長は4日、国に求めている原発事故時の避難道路の整備について今後、経済産業省などにも要望する考えを示しました。

県などとともに原発事故と自然災害が同時に起きた場合を想定した避難道路の整備を内閣府に要望してきた柏崎市。

10月1日に原発などを視察した伊藤原子力防災担当大臣は「来年度から対応する」との見解を示しました。

この避難道路の整備を原発再稼働の前提にしている桜井市長は、4日の会見で次のように述べました。

【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「原子力発電所を所管する経済産業省、そして実際に実務を担当する国土交通省にも改めて、私のほうで要請をさせていただきたいと考えています」

桜井市長はまた国道8号線の早期全線供用について「予算を継続的に確保し供用までの年数のメドを示してほしい」と話しました。最終更新日:Wed, 04 Oct 2023 19:43:38 +0900