【長谷川珠子アナウンサー】
「新潟県のほぼ真ん中に位置する見附市金物が有名な燕三条とラーメンや花火の長岡に挟まれているが、今この２つの観光地を抑えて外国人観光客の伸び率が高まっているようなんです」
今年９月に発表された「訪日外国人数伸び率トップ１００」チョコレートの体験型施設ができた北海道などの市町村が上位を占める中、見附市が伸び率２８．３倍で第５位という結果に…！
【見附市民】
「驚きました」
「テレビで見て嬉しいなと思って、鉛筆持ってメモを書こうと思ったら、分からないって職員から返事が来たっていうから残念、と思って」
そこでさっそく見附市役所で理由を尋ねてみます！
【見附市 地域経済課 内藤大樹 主事】
「それが分からないっていうのが第一のところ…実感も湧かないですし、驚きと戸惑いが大きい」
そんな中、唯一思い当たるというのが…
【見附市 地域経済課 内藤大樹 主事】
「強いていうのであれば、みつけイングリッシュガーデンがありまして」
英国庭園で四季折々の草花が楽しめるみつけイングリッシュガーデン。実際に外国人観光客は増えているんでしょうか？
【公園管理委員 渋谷留美子 さん】
「増えていると思います。たくさんと言われると分からないが、少し前よりは多くお見かけする」
新型コロナ禍前に比べると、年間の来場者数は約５万５０００人増加していて、特に春のバラの季節はアジア圏の観光客が増えているといいます。
【来場者】
夫：「今までここで外国人に会ったことはないよな？」
妻：「いいえ、あります小さい子供さんつれて。英国庭園はイギリスにもあるが、日本ならではのものが必ず外国から来た人には見えると思うので、それを持って帰って欲しい」
さらに、みつけイングリッシュガーデンにはこんな熱い視線も！
【見附市 建設課 樅木健太 さん】
「イギリスの王立園芸協会が主催するブリテンインブルームの審査会に参加した」
今年、イギリスを代表する園芸コンテストに、イギリス国外から初めて推薦され、６月には審査員が見附を訪問。ボランティアによる手入れが行き届いていている点などが評価されたといいます。
【見附市 建設課 樅木健太 さん】
「市全体にいろいろな方が来て頂いて、見附市の名産品や自慢のものをその国に持ち帰ってその国で見附市の文化も広まれば」
新たにビジネスホテルが誕生するなど、受け入れ体制も整え始めた見附市。はっきりとした理由は分かりませんでしたが、見附の文化が世界から注目されているのは確かなようです。最終更新日:Wed, 01 Nov 2023 18:58:43 +0900
