柏崎刈羽原発の“追加検査”は終盤に 29日に報告書案提出 原子力規制委が議論へ【新潟】

テロ対策の不備を受けた柏崎刈羽原発の追加検査が終盤に入っています。追加検査の報告書案が取りまとめられ、原子力規制委員会の11月29日の会合で議論されることが分かりました。
テロ対策の不備を受けた柏崎刈羽原発の追加検査が終盤に入っています。追加検査の報告書案が取りまとめられ、原子力規制委員会の11月29日の会合で議論されることが分かりました。

11月14日、東京電力は柏崎刈羽原発の追加検査に関し、「残っていた4つの課題の是正措置が全て完了した」と原子力規制委員会に報告。

山中伸介委員長が報告書の作成を事務局に指示していました。

それから2週間…

【柏崎刈羽原子力規制事務所 渡邉健一 所長】
「(非公開の)臨時委員会が29日にあり、その中でいわゆる追加検査の報告書案がそこで提出される。議論はされるというところで、そこまでは今決まっている状況」

その後、公開の会合や東電社長との意見交換、山中委員長による現地調査などを経て、原子力規制委員会は東電に出されている事実上の運転禁止命令を解除するか判断する見通しです。

また、追加検査と同時に行われている東電の原子力事業者としての適格性の再評価についても、間もなく報告書が取りまとめられるということです。最終更新日:Tue, 28 Nov 2023 18:46:32 +0900