29日、報道陣に公開されたのは、新潟バイパスの紫竹山インターチェンジと万代島方面を結ぶ栗ノ木バイパスで行われている立体道路整備の工事現場です。
全国で2番目に交通量が多い新潟バイパスからの流入により朝と夕方を中心に激しい渋滞が発生する栗ノ木バイパス。
立体道路の整備により新潟バイパスから都心部へのアクセスがスムーズになり、渋滞が原因となる交通事故の減少も期待されます。
2013年から始まった工事では栗の木バイパスや県道、栗ノ木川の位置をずらし、立体道路を整備するためのスペースを確保。すでに立体道路を支える橋脚は、全84基のうち7基が完成しています。
周辺住民からの要望により、12月1日から栗ノ木バイパスの上下線を結ぶ南笹口交差点が新設されることに。こうした背景には、長期化する工事の進展が目に見えないことにもあったといいます。
【新潟国道事務所 岡田英治 計画課長】
「どんどん工事が進めば沿線の方、道路利用者の方からいつ出来るんだというのとどういう形になるというのが分からないという声もあって、いまどういう状況なのか、というのを、もう少しPRしていけるように頑張る」
このほか紫竹山交差点では地面の高さを下げる工事を行うため、来年度末までに5回の道路の切り換えを予定していて、12月9日に1回目の道路の切り換えが行われる予定です。
【新潟国道事務所 渡邉博幸 副所長】
「まだ、いつ出来るかというところが、なかなか(言えないのが)難しいところなんですが、できるだけ早く効果が発現できるように頑張っていきたい」最終更新日:Wed, 29 Nov 2023 19:00:31 +0900