火打山を下山中の仙台市の男性が一時遭難 発見から2日後に県警ヘリが救助【新潟・妙高市】

10月5日に新潟県妙高市の火打山で一時遭難した仙台市の60代男性が2日後に県警ヘリによって救助されました。男性は左足をケガしましたが、命に別条はありませんでした。
10月5日に新潟県妙高市の火打山で一時遭難した仙台市の60代男性が2日後に県警ヘリによって救助されました。男性は左足をケガしましたが、命に別条はありませんでした。

一時遭難したのは仙台市に住む60代の男性です。

10月5日午後1時ごろ、火打山の登山道で男性が倒れているところを別の登山者が見つけ、黒沢池ヒュッテの従業員を介して「登山者が山から滑落して負傷したようだ」と、警察に通報がありました。

発見から約2時間半後の5日午後3時半ごろ、男性が倒れていた場所から最も近い高谷池ヒュッテにいた妙高山域遭難対策連絡会の会員によって男性は高谷池ヒュッテに運ばれました。

6日午前5時半過ぎから警察と消防の救助隊が高谷池ヒュッテに救助に向かいましたが、吹雪や積雪などの天候不良から救助を断念。

7日朝に再び救助活動を行い、7日午後1時前に、男性は県警ヘリによって救助されました。男性は左足にケガをしましたが、命に別条はないと言うことです。

警察は登山をする際は、余裕のある登山計画を立てること、実力に見合った登山をすること、日帰りであってもアクシデントに備え、ライトなどを持参すること、連絡手段を確保しておくことなどを呼びかけています。最終更新日:Mon, 09 Oct 2023 15:28:44 +0900