第三者委が柏崎刈羽原発の“テロ対策”改善を評価「仕組み自体はできあがった」【新潟】

柏崎刈羽原発でテロ対策に関する改善の取り組みを一過性のものとしないために設置された第三者委員会が12月4日、東京電力に対し、提言を行いました。
柏崎刈羽原発でテロ対策に関する改善の取り組みを一過性のものとしないために設置された第三者委員会が12月4日、東京電力に対し、提言を行いました。

柏崎刈羽原発で相次いだテロ対策上の重大な不備の改善状況を評価する第三者委員会。

東電の取り組みを半年ごとに評価することになっていて、今年6月の設置以降、東電と協力企業との連携など、3つの重点項目に沿って関係者へのヒアリングなどを行ってきました。

会合は非公開で行われ、委員からは「発信したいことより、住民が知りたいことを伝えることが重要」などとといった評価や提言があったということです。

【核物質防護に係る改善措置評価委員会 伊丹俊彦 委員長】
「(改善の)仕組み自体はできあがった。それを形式的に流すことなくやっていくことが重要」

委員会は、今後も半年ごとに東電の取り組みに対し、評価や提言を行います。最終更新日:Mon, 04 Dec 2023 19:02:15 +0900