7月6日、県教育委員会が示した、来年度から3年間の県立高校の再編整備計画。定員割れが続く新潟市北区の豊栄高校と東区にある新潟北高校を統合する計画が盛り込まれていました。
この計画の見直しを求めて8月24日、県教育委員会を訪れたのは豊栄高校の同窓会長など4人です。
【豊栄高校同窓会 佐藤忠明 会長】
「合併してしまうと、遠いという子どももいるし、地元に行きたいという子どももいる。街の活性化もなくなってしまうので、ぜひとも残していただきたいということを願って、県庁に伺った」
この要望に対し、県は「統合はあくまで計画段階である」としたうえで、来年度の入学志願者数を見て、方向性を判断すると回答したということです。
豊栄高校の関係者は今後、入学志願者を増やすための取り組みを進めていく考えです。
【豊栄高校同窓会 佐藤忠明 会長】
「教育委員長から、子どもたちのために今年1年はバックアップしてサポートしていくという言葉をいただいた。特色のある豊栄高校をつくっていって、盛り上げて、これからどんどん定員割れないように、増やしていきたい」
北区唯一の県立高校の存続の行く末が注目されます。最終更新日:Thu, 24 Aug 2023 18:47:49 +0900