6年ぶりにJ1の舞台に臨んだアルビ。
去年に引き続き、チームの指揮を執った松橋力蔵監督が10位で終えた今シーズンを総括しました。
【松橋力蔵 監督】
「ポジティブに捉えている。もちろん、もう少し上に行けたんじゃないかなとか、そういう部分もあるし、苦しい時期もあった。そういうことを考えると、非常によかったんじゃないかなとは思っている」
J1初挑戦の選手も多くいる中、開幕から4戦負けなしと好スタートを切ったアルビ。
しかし、シーズン前半は失点が多く4勝5分8敗と苦戦。
そこから守備の強度を上げ、ボールを保持しながらゴールに向かう精度を高めていったことで、後半は7勝7分3敗と復調し、最終節まで9戦無敗を記録するなど大健闘を見せました。
【松橋力蔵 監督】
「彼らの背中を見た時に、試合を重ねるごとに堂々としている感じはすごく多く受けるようになった」
最終節の決勝ゴールでも見せたゴールキーパーからパスをつなぎ、ゴールを目指すアルビの代名詞「パスサッカー」。
J1の舞台でも華麗なパス回しで相手を翻弄しましたが、決定力不足に泣き、得点は18チーム中16位の36得点にとどまりました。
【松橋力蔵 監督】
「自分たちの良さはあったが、ゴールがなかなか生まれなかった。そこまでの形はある程度良い形があったし、惜しい場面もあって、決定的なチャンスもたくさんありましたし、ゴールに対しての執着は普段のトレーニングの中でも、もっともっと意識を高く持ってやらなければいけないのかな」
その一方で、個々の「判断力」の向上が全体の底上げにつながったと松橋監督は評価します。
【松橋力蔵 監督】
「誰とかでなく、一人一人が確実に成長したからこそスタンダードが上がったというとこにつながっていると思う」
来シーズンの続投も既に発表されている松橋監督。果たして来シーズンはどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。最終更新日:Thu, 07 Dec 2023 18:35:54 +0900