〈夏の高校野球・新潟〉“学館”初の甲子園か “中越”12回目の甲子園か 25日に決勝!キーマンは?

熱戦続く夏の高校野球新潟大会は23日、準決勝2試合が行われ、東京学館新潟と中越が勝ち、決勝進出を決めました。初の甲子園か、県内最多タイとなる12回目の甲子園か…両チームのキーマンは?
熱戦続く夏の高校野球新潟大会は23日、準決勝2試合が行われ、東京学館新潟と中越が勝ち、決勝進出を決めました。初の甲子園か、県内最多タイとなる12回目の甲子園か…両チームのキーマンは?

【東京学館新潟 八幡康生主将】
「3年生最後の大会であと1つという所まで来ているので最後きっちり勝ちきりたいという気持ちでいる」

初の甲子園出場へ王手をかけた東京学館新潟。準々決勝では去年の覇者・日本文理にサヨナラ勝ち。23日の準決勝・北越戦でも6-0の完勝で4年ぶりの決勝進出を決めました。

そんなチームに勢いをつけているのが1番佐藤・2番渋川の2人!佐藤は日本文理戦で5打数5安打の活躍を見せるなど今大会は打率5割8分9厘。7つの盗塁も決めていてリードオフマンとしての役割を果たしています。

その後ろを打つのが2番の渋川。23日の北越戦ではホームランを放つなど好調を維持!打率6割4分3厘・打点10はともにチームトップです!

【東京学館新潟 渋川優希選手】
「しっかりと振り抜けていますし、自分が思っているところにバットが出せているのでこの調子でいきたい」

一方で…

【中越 山井祐希主将】
「甲子園に出場して日本一をとることしか見えていないので、105人全員で優勝して日本一になりたいなと思う」

県内最多タイとなる12回目の甲子園を目指す中越。23日の準決勝では打線がつながり、加茂暁星にコールドで勝ちし、5年ぶりの甲子園へ王手をかけました。

そんなチームの大黒柱はエースで4番の野本壮大。準決勝では8回を投げきり、勢いに乗る加茂暁星打線を3失点に抑えました。今大会の防御率は1点台と安定した投球を見せている野本。打撃でも1本のホームランを放つなど勝負強さも見せています。

【中越 野本壮大投手】
「(準決勝は)決勝のためにいい流れを作るために自分がここを完封していい流れを持って行くという気持ちで投げた。自分が1人で投げて完封して甲子園に行くという思いでやっていきたい」

野本が学館の1・2番コンビをどう抑えるかが大きなポイントとなりそうです。

【東京学館新潟 旅川佑介監督】
「ディフェンス中心で泥臭く見ている方としてはあまり美しさを感じないかもしれないが、何とかその泥臭さが決勝戦で出ればと思っている」

【中越 本田仁哉監督】
「どういう展開になるのか想像がつかないけれど目の前目の前でやれることに全力を注いで最後の最後に1点上回れるように頑張りたいと思う」

東京学館新潟と中越の決勝は25日午前10時からハードオフエコスタジアムで行われます。最終更新日:Mon, 24 Jul 2023 16:26:16 +0900