4大会連続の甲子園を目指す去年の覇者・日本文理。去年秋の大会の3位決定戦で敗れた東京学館新潟との戦いに臨みました。
試合は初回から動きます。
1回表、先頭の平田がヒットで出塁すると、フォアボールなどで1アウト1・2塁に。ここで4番・高地がレフトへのタイムリーヒットを放ち、1点を先制します。
その後も2本のヒットでさらに1点を追加した文理。
そのウラ、文理のマウンドに上がったのは最速151キロのプロ注目エース・高橋史佳。力のあるストレートを武器に初回を無失点に抑えます。
2回にも1点を追加した文理ですが、2回ウラ、学館が反撃に出ます。
2アウトから8番・森田がレフト前ヒットで出塁すると、9番・鈴木、1番・佐藤、さらに2番・渋川もスリーベースヒットで続き、高橋を攻略。4連打で同点に追いつき、高橋をマウンドから引きずり降ろします。
その後は両チーム点を取り合い、シーソーゲームに。8-8の同点で最終回を迎えます。
9回表、文理は1番・平田と2番・中澤の連打で1アウト1・2塁のチャンスを作りますが、学館のエース・涌井が踏ん張り、無失点で切り抜けます。
すると9回ウラ、この回先頭の7番・松浦がライト前ヒットで出塁。その後、犠牲バントなどでサヨナラのランナーを3塁に進めます。
ここで、打席には2番・渋川。打球はレフトを超えるサヨナラタイムリーヒットとなり、学館がサヨナラ勝ち。文理の4連覇を阻止し、ベスト4進出を決めました。
また、第1試合では北越が三条に5ー4で勝利しています。
21日は準々決勝残りの2試合が行われます。最終更新日:Thu, 20 Jul 2023 19:15:45 +0900