〈新型コロナ〉病床を大幅減へ 10月1日から治療費負担も 健康相談センターは年度末まで継続【新潟】

新型コロナウイルスについて、新潟県は10月以降確保している病床を大幅に減少する方針を示しました。また、治療薬なども一部自己負担になるとして、県が注意を呼びかけています。
新型コロナウイルスについて、新潟県は10月以降確保している病床を大幅に減少する方針を示しました。また、治療薬なども一部自己負担になるとして、県が注意を呼びかけています。

県内の新規感染者数は9月17日までの1週間で指定した1医療機関あたり20.08人となっています。

県によりますと、28日の発表では10人を下回る見込みで、高齢者施設などでの集団感染なども減少しているということです。

こうした中、県は27日新型コロナウイルスの患者を受け入れるために確保している病床について10月1日以降現在の708床から半分以下に減らす方針を示しました。

感染状況に応じて病床数を増減させ、今後は感染が落ちついている時には確保病床が無い状況も出てくることに。通常の医療提供体制に戻る来年4月に向けた段階的な準備を行います。

【県 感染症対策・薬務課 昆 伸二 課長】
「(入院患者を)いま一般病床に相当入れてもらっていて、確保病床をあまり使っていない状況があります。県民のみなさまには出来る限り安心していただけるように、しっかり医療体制を整えていきたい」

また、国の方針として10月からは治療薬の費用が一部自己負担となるほか、入院費の支援も減額します。

【県 感染症対策・薬務課 昆 伸二 課長】
「受診控えなど懸念される場合があるのですが、かかりつけ医や健康相談センターに連絡していただいて、適切な受診をしていただきたいと考えております」

県は健康相談センターの運営を今年度末まで継続し、不安などがある際には利用するよう呼びかけています。最終更新日:Wed, 27 Sep 2023 18:35:50 +0900