〈春高バレー・新潟〉男子2強の東京学館新潟・上越総合技術 上位常連校も準々決勝へ!決勝に進むのは…

11月2日に準々決勝が行われる春の高校バレー新潟県予選。男子の注目校を紹介します。
11月2日に準々決勝が行われる春の高校バレー新潟県予選。男子の注目校を紹介します。

2日の準々決勝に挑む男子の8校。スーパーシード校のほか、予選を勝ち上がった4校が熱戦を繰り広げます。

▽東京学館新潟(第1シード)vs新発田南
▽北越(第4シード)vs関根学園
▽上越総合技術(第2シード)vs新潟第一
▽新発田中央(第3シード)vs佐渡

この顔ぶれについて、地域密着スポーツ雑誌「スタンダード新潟」の井上和男編集長に聞くと…

【スタンダード新潟 井上和男 編集長】
「2強と言われる東京学館新潟と上越総合技術。それから佐渡とか関根とか常連の上位にいるチームが順当に上がってきている」

中でも優勝候補筆頭が今年のインターハイに出場した東京学館新潟です。

【スタンダード新潟 井上和男 編集長】
「新チーム結成時は高さがないというふうに言われていたが、監督に聞くと、ここ数カ月で身長が異様に伸びてきて、攻撃的なチームになってきているような印象」

スタメンの6人全員の身長がなんと180cm超え。エースの皆木を中心に攻撃的なバレーを展開します。その一方で…

【スタンダード新潟 井上和男 編集長】
「実は、やっぱりベースにあるのはディフェンス。粘って、待って、ブロックに引っかけて拾って、最後つないでという形が東京学館のスタイル」

伝統の粘り強いバレーで春高を目指します。

【東京学館新潟 リベロ 井嶋凜一 選手】
「インターハイは勝ったが、この春高をとらないと意味がないと思っているので、後悔がないように、ここで全て出し切りたい」

【東京学館新潟OH 皆木海人 選手】
「自信はある。勝たなきゃいけないので。チームのみんなを春高に連れて行きたいと思いう」

そのライバルとして、2年連続の春高出場を目指すのが県高校総体2位の上越総合技術。

【上越総合技術 松木知寿 監督】
「今年は新人戦とインターハイの県予選決勝まで行っているが、対戦相手は学館。2回ともやられているので、なんとしても今年は2連覇を達成するために勝ち抜きたい」

東京学館へのリベンジに燃える上越総合技術は、学館の選手が中心となって出場した今年の国体の動画を確認してから練習をスタート。その国体に学館以外の選手で唯一選ばれたのがエースでキャプテンの松木でした。

【上越総合技術 松木太一 主将】
「どういうチームかは分かったので、しっかり仲間に共有して、どうやって勝つかというのを考えてやっていく」

高い攻撃力を持つ松木にトスを上げるのがセッターの前山。松木とは小学生のころからともにプレーしていて、コンビネーションは抜群です。

【上越総合技術 松木太一 主将】
「何もサインとかしなくても、欲しいトスを場合に応じて上げてくれる」

【上越総合技術 セッター 前山莉武 選手】
「目線とかで分かるので、それは信頼関係で。最初の1点と最後の1点は太一に任せようと思う」

そして、「打倒・東京学館新潟」を掲げるのは、上越総合技術だけではありません。予選から勝ち上がった佐渡です。

【スタンダード新潟 井上和男 編集長】
「島の子たちが小学校・中学校からずっとクラブチームでやってきているので、コンビネーションとチームワークは抜群」

長身セッターの本田を中心に繰り出されるコンビバレーが武器ですが、1・2年生大会、県高校総体ともに東京学館新潟に敗れ、ベスト8に終わりました。

【スタンダード新潟 井上和男 編集長】
「東京学館とは逆サイドに入ったので、上越総合技術との準決勝の可能性も高い。そこに勝つと、勢いに乗っていく。打倒・東京学館に燃えているので」

果たして、センターコートに立つのはどの高校か。準々決勝・準決勝は11月2日、決勝は3日に行われます。最終更新日:Tue, 31 Oct 2023 19:47:35 +0900