スタジアム周辺のイチョウの葉も黄色く色づいた11日。6年ぶりのJ1での戦いも今シーズンはこれで残り3試合となりました。
【サポーター】
「後半にかけても順位が上がってきているので、このままいっぱい上げていってほしい」
【サポーター】
「J1だけど、自分たちのプレースタイルが通じるというのを毎試合ごとに実感できるようになったので、そこがおもしろい」
【サポーター】
「順位は、まだまだいけると思うので、1桁を狙っていきたい」
【齋藤正昂アナウンサー】
「今節は勝ち点差1で順位が一つ下のFC東京との対戦。順位キープ、そして上位進出に向けて負けられない戦いです」
リーグ戦、ここ6試合負けなしと好調のアルビは、ホームでFC東京と対戦。最高気温が11.9℃と冷えこむ中、最初にシュートを放ったのはアルビでした。
前半7分、左サイドバックの新井が逆サイドに展開。こぼれたボールを高がシュート。その直後には、藤原のクロスに谷口が右足を振り抜きます。
その後もリーグ戦4か月ぶりにスタメン起用された谷口を中心に攻め込みますが、得点を奪うことができません。
それでもFC東京にはチャンスを与えず、前半のシュート数をわずか1本に押さえ込みます。
FC東京・アダイウトンが放った前半唯一のシュートも小島が冷静に対応。両者得点を奪えぬまま、試合を折り返します。
迎えた後半は一転してFC東京のペースに。後半16分には、ペナルティエリア外から強烈なシュートを放たれますが、ここは小島がファインセーブ。こぼれ球にも新井が対応し、ピンチを脱します。
するとその2分後、太田のスルーパスに反応した谷口がキーパーと1対1のチャンスをつくりますが、背後から猛追してきたデフェンスに阻まれ、シュートは枠の外へ。
【アルビレックス新潟 谷口海斗 選手】
「キーパーとの1対1で裏に抜け出してチャンスがあった。キーパーの分析もしたし、そこでうまく当てられなかったというのが反省」
その後、フレッシュな選手を次々と投入しますが、1点の遠かったアルビ。
後半アディショナルタイムにデンの縦パスを受けた鈴木が三戸へパスをつなぎ、最後は長倉がヘディングで合わせますが、絶好のチャンスを生かすことができず…。
結果は引き分けで、勝ち点1を分け合う形となりました。それでも7試合連続負けなし、2試合連続無失点と好調を維持しているアルビ。
【アルビレックス新潟 小島亨介 選手】
「負けていないというのは自分たちの自信になるし、その引き分けを勝ちにどうつなげていくかというところは、もっと上の順位にいくためには必要かなと思う」
残りは2試合。順位を一つでも上げるために、選手たちは勝ち切るための準備を進めます。
【アルビレックス新潟 谷口海斗 選手】
「勝てていないというふうに思えることがポジティブかなと思うので、勝つために練習からやっていきたい」
アルビは現在10位。残り2試合でどちらも勝利すれば最高9位でシーズンを終えることができます。
次節は11月24日(金)。アウェーで現在2位の横浜F・マリノスと対戦します。最終更新日:Mon, 13 Nov 2023 18:55:47 +0900