18日に新潟市西蒲区で行われた棋聖戦第4局は、4連覇のかかる藤井7冠に佐々木大地七段が挑戦しました。会場の別室では県内・県外から集まった将棋ファンも対局を見守ります。
対局は序盤から難しい展開となり、一時は佐々木七段が有利ともみられましたが、終盤になると藤井七冠が積極的な攻撃で徐々に形成を逆転。猛攻が続く中、午後6時39分に佐々木七段が投了し、84手で藤井七冠が勝利しました。タイトル4連覇の達成です!
【藤井聡太七冠】
「素直に防衛できたことは嬉しく思っています。序盤から少しこちらが苦しい展開を強いられてしまったかなと感じていますので、課題が残ったかなとは感じています」
対局を見守っていたファンは…
【来場した将棋ファン】
「素晴らしいですね。最後の最後で勝率がいろいろ変わってたので、なんか危ないかなと思ってさすがです」
【来場した将棋ファン】
「会社休んできた甲斐がある。感動しかない」
誕生日を翌日に控え、20歳最後の対局となった藤井七冠でしたが、謙虚な姿勢は変わりません。
【藤井聡太七冠】
「また来週以降、王位戦を始め、王座戦だったり対局が続くことになるので、しっかりコンディションを整えて、そちらでもまた精一杯指したいと思います」
八冠制覇の偉業にまた一歩近づいた藤井七冠。残すタイトル「王座」奪取に向け弾みを付けました。最終更新日:Wed, 19 Jul 2023 18:40:53 +0900