「臭いに耐えられなかった」ネコの糞尿含む廃棄物を一般のゴミ捨て場に不法投棄 男2人を書類送検

2022年の12月下旬から2023年の1月下旬ごろまでの間、5回にわたってネコの糞尿を含む廃棄物を新潟市内のゴミ集積場に捨てた疑いで、警察は40代の男2人を書類送検しました。
2022年の12月下旬から2023年の1月下旬ごろまでの間、5回にわたってネコの糞尿を含む廃棄物を新潟市内のゴミ集積場に捨てた疑いで、警察は40代の男2人を書類送検しました。

廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで書類送検されたのは新潟酒中央区幸西1丁目に住む販売業の男(48)と三条市塚野目5丁目に住む会社員の男(43)です。

男らは共謀の上、2022年12月下旬から2023年1月下旬ごろまでの間、5回にわたり販売業の男の事業活動で排出されたネコの糞尿を含む廃棄物合計約388キロを新潟市東区内のゴミ集積場に投棄した疑いが持たれています。

事件は12月下旬に東区役所から警察にゴミの不法投棄に関する相談から発覚。

警察によりますと、ネコの糞尿などは45Lの半透明のビニール袋に入れられた状態で、一般家庭がゴミを捨てるゴミ集積場に捨てられていたということです。

2人は知人同士で、販売業の男はネコの繁殖や飼育などをするブリーダー業をしていて、ネコの糞尿の処理について会社員の男に相談したところ、会社員の男が自分の車に乗せてネコの糞尿を捨てていたと言うことです。

警察の調べに対し、販売業の男は反省の弁を述べていて、会社員の男は「糞尿の臭いに耐えられなかった」と容疑を認めています。

また、警察が立件したのは5件でしたが、男らはネコの糞尿の不法投棄については「数十回はやった」と話していて、新潟市東区だけでなく中央区のゴミ集積場など数十箇所に捨てていたと言うことです。最終更新日:Thu, 10 Aug 2023 11:55:47 +0900