6月23日、新潟市で開かれた夏の高校野球・新潟大会の組み合わせ抽選会。今年は80校68チームが甲子園への切符をかけて戦います。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人代表】
「15年ぶりに新潟県としては、初出場の高校の甲子園出場となるかというところ。それとも常連校が優勝を守るのかと、そういうところに注目が集まる」
こう話すのは、県内の高校を数多く取材している新潟野球ドットコムの岡田浩人代表です。
組み合わせ結果を踏まえ、各ブロックの注目校を聞きました。
【Aブロック】
まずは、春の大会で優勝した帝京長岡が第1シードのブロックです。
開幕戦は佐渡総合と新発田農業のカードに。第5シードの北越は初戦で村上桜ヶ丘と対戦します。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人代表】
「この大会、なんと言っても優勝候補・春の優勝校でもある帝京長岡高校。春の大会6試合で6ホームランということで、非常に打撃力のある力強い打撃が今年は特徴」
【Bブロック】
去年秋・今年春とベスト4で敗れた日本文理が第4シードに。
第5シードには東京学館新潟が入り、新潟や十日町などの公立校にも注目です。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人代表】
「このブロックはなんと言っても、戦後初めて、新潟県では3年連続の夏の優勝を狙う日本文理高校。最速151キロを投げる高橋投手は全国的にも注目を集めている。この投手を中心に、やや例年よりも打線が小粒だけど、夏に向けて仕上げてくる」
【Cブロック】
去年秋準優勝・今年春ベスト4の中越が第3シードのブロックです。
公立校で唯一、第5シードの高田北城は初戦で柏崎工業と対戦。新潟産大附属や開志学園の私学勢も、このブロックに入りました。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人代表】
「去年の秋の準優勝校で投打共に力がある中越高校。エースの野本選手を中心にピッチャー、左の尾身投手を含め投手陣に力がある。バッティングも、このエースの野本選手が4番で、その前後を固める選手も含め、打線が非常に活発」
【Dブロック】
今年春の大会で新潟明訓・日本文理を破り、準優勝となった加茂暁星が第2シード。リベンジを期す、去年秋優勝の新潟明訓が第5シードから優勝を狙います。
【新潟野球ドットコム 岡田浩人代表】
「加茂暁星も2年生エースの真保投手が非常に力があり、成長著しい選手。新潟明訓は樋口投手・荒川投手の左の2枚のピッチャーが140キロを共に超えるような速球を投げる力のあるピッチャーで、投手力を中心に明訓は勝ち上がってくる」
また、開会式での選手宣誓は高田北城の内藤蒼太郎キャプテンに決まりました。
夏の高校野球新潟大会は7月6日に開幕し、24日に決勝が行われる予定です。最終更新日:Fri, 23 Jun 2023 18:38:59 +0900