お盆直撃の“台風7号” 交通に影響… 予定を変更する観光客も「早く帰りたいけど仕方ない」【新潟】

近畿などで猛威を振るっている台風7号。お盆休みを直撃したことで帰省客や観光客にも影響が出ています。
近畿などで猛威を振るっている台風7号。お盆休みを直撃したことで帰省客や観光客にも影響が出ています。

新潟空港を発着する空の便は大阪や名古屋便が全て欠航したほか、福岡便も一部欠航しました。

【松尾和泉アナウンサー】
「新潟駅の新幹線ホーム。皆さん目立った混雑はなく、スムーズに乗り込みましたが、自由席はほぼ満席のように見てとれます」

お盆休みをふるさとや行楽地で過ごした人が多く見られた8月15日午後の新潟駅。

【東京に帰る人】
「海で子どもたちとたくさん遊んだ」

【子ども】
「一番は海!海で遊んだ。波に乗る感じ(が楽しかった)」

【孫を見送りに来た人】
「釣りに行った。初めての釣り。池で初めて釣った魚を見て驚いていた。寂しいし、(無事に帰せて)ホッともしている」

楽しい思い出を話す一方で…。

【佐渡に行ってきた親子】
「おもしろい。楽しかったね。台風近づいているからよかったね。止まらなくて」

JR東日本はUターンラッシュのピークを15日と予想していましたが、午後4時までの上りの自由席の乗車率は上越新幹線で最大110%。

14日の乗車率は最大140%となり、帰省を早めた人も少なくないようです。

大阪から旅行に来ていたというこちらの家族は…。

【大阪から旅行に来ていた家族】
「本当は15日夜か夕方に帰る予定だったけど、台風で新幹線が走っていない。15日は東京に泊まって、16日の朝帰る。16日から会社なので早く帰りたいけど仕方ない」

予定を変更した人は佐渡汽船にも。これから佐渡に向かうという2人組は…。

【佐渡に向かう人】
「15日の夜は帰れるか分からなかったので泊まることにした」

【佐渡に向かう人】
「帰る先が神奈川県なので新幹線が止まらないか心配」

16日も台風による影響が続く予想の県内。

16日に予想される最大瞬間風速は県内の海上で25m/sなどと予想されています。

新潟地方気象台は県内全域で強風に注意するほか、佐渡では高波に注意を、上・中・下越で急な強い雨などに注意するよう呼びかけています。最終更新日:Tue, 15 Aug 2023 18:39:41 +0900