コシヒカリの一等米比率“過去最低”か…JAが支援要望「来年度も安心して営農できるよう…」【新潟】

高温の影響で、今年のコシヒカリの一等米比率は過去最低となる見込みで、JAなどが9月29日、自民党県議の連盟に支援を求めました。
高温の影響で、今年のコシヒカリの一等米比率は過去最低となる見込みで、JAなどが9月29日、自民党県議の連盟に支援を求めました。

今年夏の高温や渇水により、生育不良などの被害が出ている新潟県内の農産物。

JA全農にいがたでは、コシヒカリの一等米比率が28日時点で1.6%となっていて、過去最低となる見込みです。

こうした中、JA新潟中央会などは29日、自民党県議からなる農政研究議員連盟の総会に出席し、農家の収入減少への対策や県産米などの消費拡大に向けた支援を求めました。

【JA新潟中央会 伊藤能徳 代表理事会長】
「国へ要請したほうがいいというような話もあったので、支援していただきながら、生産者が安心して、また次年度、営農ができるようにしたい」

要望に対し、議員連盟の帆苅謙治会長は「国や県とも問題点を共有しながら対応していきたい」と話しました。最終更新日:Fri, 29 Sep 2023 19:01:45 +0900