【松尾和泉アナウンサー】
「12月に入り、そろそろ考えなければならないのが年賀状です。こちらでは、今その準備が行われていて、皆さん真剣な表情で宛名を書いています」
年賀状の宛名を代筆するこの作業は、40年以上前から12月に入ったこの時期に行われていて、今年は11月28日時点で企業などから硬筆・毛筆あわせて1922枚の依頼を受けているということです。
【筆耕グループ会員】
「私は約10年。まだまだ大先輩がいる」
担当するのは、講習会で字のバランスなどを学ぶ、筆耕グループの会員です。この日は4人の会員が1日50枚を目安に、一文字一文字、丁寧にしたためていきました。
【筆耕グループ会員】
「ふだんお付き合いのない方でも、年賀状の時期だけはこういう交流があるので、心を込めて丁寧に書きたい。印刷物と手書き、もらった時の気持ちを考えるとやっぱり違う」
【筆耕グループ会員】
「(受け取った人には)元気でいてほしいし、明るい一年を願う気持ちがある」
新潟市シルバー人材センターでは、12月20日まで宛名書きの依頼を受け付けています。最終更新日:Fri, 01 Dec 2023 19:29:39 +0900