【飛田厚史アナウンサー】
「児童が楽しんでいるのは、ラケットを使ったスポーツ、テニピンです。一体どんなスポーツなんでしょう」
新潟市東区の大形小学校で児童たちが取り組んでいたのは、新スポーツ「テニピン」です。
風変わりな名前の由来ピンときましたか?
【新潟医療福祉大学 テニス部 西海幸頼 監督】
「テニスとピンポンのルールを混ぜた運動」
テニスと卓球が由来のテニピン。板状のラケットを手にはめ、スポンジボールを打ち合うスポーツです。
この授業は、雨や雪の多い冬場でも児童たちに体を動かすきっかけをつくろうと企画され、この日は3年の児童約30人が挑戦しました。
児童たちもすぐにコツをつかんで笑顔を見せます。
新潟医療福祉大学テニス部の西海幸頼監督は、このスポーツのメリットをこう話します。
【新潟医療福祉大学 テニス部 西海幸頼 監督】
「ボールを投げたり、打ったりが基本だけど、本当にそういう機会がない。道具を使うスポーツというのは、子どもたちの運動能力をすごく引き出してるくれると思う」
実際に体験してみると…柔らかいスポンジボールを使うため、大人と子どものダブルスも安全に楽しめます。
【飛田厚史アナウンサー】
「意外と息が上がりますね。なかなかいい運動でした」
【児童】
「初めてだからあんまり上手にはできなかったけど、やってみて楽しかった」
【児童】
「難しかったけど、頑張れて力もつけられたし、いいなと思った」
【新潟医療福祉大学 テニス部 西海幸頼 監督】
「どんどん運動能力が備わる。中学校には個人種目もたくさんあるので、そこにもつながっていくと思う」
これから降雪期を迎える新潟。屋内で楽しめるスポーツ「テニピン」から未来のアスリートが生まれるかもしれません。最終更新日:Thu, 07 Dec 2023 18:41:30 +0900