柏崎刈羽原発でテロ対策の不備が相次いだ問題。原子力規制委員会は今年5月、追加検査の4つの項目について改善が不十分と指摘し、東京電力が対応を進めてきました。
東電は今月6日までに「正常な監視の実現」など3つの項目について原子力規制委員会に対応策を報告。そして14日、「一過性のものとしない取り組みの実践」についてもモニタリング室を設置し、社員の行動観察を進めるなど対応が完了したと報告したということです。
原子力規制委員会は今後、東電の対応策について確認するほか、原発事業者の適格性についても再確認し、是正措置命令を解除するか判断する方針です。最終更新日:Wed, 15 Nov 2023 12:25:38 +0900