“プール熱”咽頭結膜熱「アルコール消毒効きにくい」新潟県12年ぶり警報水準に

プール熱とも呼ばれる咽頭結膜熱の感染が広がっていて、新潟県は12年ぶりに警報を出し、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
プール熱とも呼ばれる咽頭結膜熱の感染が広がっていて、新潟県は12年ぶりに警報を出し、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

アデノウイルスの感染により、発熱や喉の痛み結膜炎などの症状をきたす咽頭結膜熱。

県内では12月3日までの1週間に指定した1医療機関あたりの感染者数が3.36人となり国の警報基準3人を超えたため、県は12年ぶりに警報を発令しました。

主な感染経路は飛沫感染・接触感染で、新型コロナウイルスとは異なり、アルコール消毒が効きにくいため、せっけんと流水による手洗いやうがい、咳エチケットといった基本的な感染対策を行うことが重要です。

また咽頭結膜熱は子どもに多い病気のため、県は症状がある場合には無理に登園・登校しないよう呼びかけています。最終更新日:Fri, 08 Dec 2023 11:51:54 +0900