そこで今回は、万が一、車に乗って水害に巻き込まれた場合、どのように身を守ればいいのか見ていきます。
JAFなどによりますと、車が水に浸かると、水圧によりドアを開けられなくなってしまうケースが多くあります。
その場合、まずは慌てずにシートベルトを外し、窓が開く場合は窓を開けて脱出してください。
ただ、電気系統のトラブルで窓が開かないケースも考えられます。
その場合、窓を割って脱出する必要がありますが、どのようにして窓を割ればいいのでしょうか?
JAFの実験では、ヘッドレストのほか、スマートフォン・ビニール傘・車の鍵などを使っても窓を割ることはできず…。
しかし、脱出用のハンマーを試すと、簡単に割ることができました。
狭い車内では力が入れにくいこともあり、脱出用ハンマー以外のものでは窓は割れませんでした。
大雨時は冠水した道路などでの無理な運転を避けることが必要ですが、脱出用ハンマーの常備など、万が一への備えも重要となります。最終更新日:Thu, 13 Jul 2023 18:45:19 +0900