現金160万円の特殊詐欺被害に遭ったのは上越市に住む60代男性です。
今年7月15日から26日までの間に金融会社や内閣サイバーセキュリティセンターを名乗る男から男性のもとに「あなたの携帯電話がハッキングされた。他人に迷惑が掛かっているので補償金を支払ってください」「ハッキングで損害を受けた人がいるが、弁護士が仲介に入ったので、保険料名目で50万円、また弁護士費用としてさらに50万円を支払ってもらいたい」という嘘の電話がありました。
男性は男に指示されるまま7月17日から20日までの間に4回にわたり振り込みを行い、現金合計160万円をだまし取られました。
その後、7月25日に不足分の保険料230万円を送金するよう指示され、翌日、男性は宅配便で送金。男性が不審に思い、警察に相談したことで被害が明らかになりました。送金した230万円は配達前だったため、被害は未然に防がれました。
警察は特殊詐欺事件として捜査しています。最終更新日:Thu, 27 Jul 2023 17:42:05 +0900