丸々と太った鮭に包丁を入れていく児童たち。作っているのは…軒先に吊るされる光景が地域の冬の風物詩となっている塩引き鮭です。
この塩引き鮭作りは、子どもたちに地元の伝統に触れてもらおうと毎年行われていて、8日は村上小学校4年の児童が参加しました。
子どもたちは地域の人たちのサポートを受けながら、表面のヌメリを取ったり、えらを取り除いたりする作業を進めると…
【記者リポート】
「塩引き鮭作りで重要な工程“塩ひき”の工程に入りました。全体にまんべんなく丁寧にすり込んでいきます」
児童たちは慣れない作業に苦戦しながらも、互いに協力し、地域の大切な文化への理解を深めていました。
【児童】
「最初はちょっと怖かったけど、うまくできてうれしかった。鮭を釣ってくれた人や届けてくれた人に感謝」
【児童】
「内臓を取り除くのが難しかった。みんなに笑顔で食べてほしい」
【村上小学校 松田洋平 校長】
「村上の鮭は全国的にも有名ですし、郷土の素晴らしい一面を学んでほしい」
児童たちが作った塩引き鮭は、11月30日から地域の軒先などに吊るされ、乾燥させた後、児童たちも味わうということです。最終更新日:Wed, 08 Nov 2023 18:54:40 +0900