9月15日、新潟市西蒲区のJA新潟かがやきの集荷場に次々と運び込まれていたのは、県産のブランドイチジク「越の雫」です。
出荷の最盛期を迎えた越の雫は、新潟市西蒲区や燕市などで栽培され、その生産量は県産イチジクの約75%を占めています。
【JA新潟かがやきいちじく部会 堀内多計司 部会長】
「ここへ来て雨が降ってちょうどいい湿気になった。また玉(の大きさ)が大きく回復している」
本来水を吸って収穫前に実を大きくするイチジクですが、今年は水不足の影響で例年に比べやや小ぶり傾向に。ただその反面、例年以上に甘みは増しているといいます。
【JA新潟かがやきいちじく部会 堀内多計司 部会長】
「日照りのおかげというのもなんだけど、逆に味は普段よりもうまみが増して、甘みも濃くなっている。玉の伸びは悪いけど、その分味が凝縮されている」
生産者の堀内さんも太鼓判を押すその越の雫の味は?
【記者リポート】
「噛んだ瞬間ほのかな甘みが口の中に広がります。食感もとてもなめらかで、すごくおいしいです」
【JA新潟かがやきいちじく部会 堀内多計司 部会長】
「昔から言われてるように、イチジクは美容と健康に良い食べ物。ぜひ大勢の皆さんに食べてもらいたい」
越の雫の収穫は11月上旬まで続き、JA新潟かがやきではあわせて約200tの出荷を見込んでいます。最終更新日:Fri, 15 Sep 2023 18:37:06 +0900