
石破首相が辞任を表明し、自民党の総裁選に向けた動きが慌ただしさを増していますが、野党側は解散総選挙の可能性を念頭に準備を加速。新潟県内では今年の参院選で台風の目となった参政党が候補を擁立しています。
石破首相の辞任表明で自民党総裁選に向け、候補者たちが支持の拡大へ奔走していますが、野党側が警戒するのは総裁選後の解散総選挙です。
候補者の擁立作業を急いでいるのが、今年7月の参院選で台風の目となった参政党です。
参政党が次期衆院選、新潟2区に擁立したのは、三条市の会社員・平井恵里子さん。
【参政党 平井恵里子 氏】
「参政党の新しいポスターにも日本人ファーストと書いてあります。ここは日本ですから、日本人を大切にするのは当たり前なんです」
7月の参院選で国政に初挑戦し、約21万票を獲得しました。
【新潟2区に立候補表明 平井恵里子 氏】
「(参院選での)21万票という、この票を無駄にしてはいけないと。いま動かなければ、色々間に合わなくなるという感覚でいる。また、国政の選挙になるが、思いは私が参政党に入党したときから何一つ変わっていない」
都議選・参院選と急速に支持を拡大している参政党の神谷代表は、次期衆院選で30~40議席の獲得を目指すとしていて、県内ではこのほか、新潟4区に柏崎市の会社員・大矢寿乃さんを擁立しています。
【新潟4区に立候補表明 大矢寿乃 氏】
「お話をいただいた時に、参政党のために何かできることがあれば『やらせていただきます』ということで、今回決意した」
ただ、2区・4区ともに立憲民主党で要職を務める現職、そして議席奪還に燃える自民党が候補を擁立するため、厳しい選挙戦となる見込みです。
【新潟2区に立候補表明 平井恵里子 氏】
「2区ではベテラン政治家の方がいるので、私はあくまでもチャレンジャーという立場で臨みたい」
果たして、次期衆院選も参政党が台風の目となるのか…自民党総裁選、そして、その後の解散総選挙の行方が注目されます。
最終更新日:Thu, 18 Sep 2025 22:00:00 +0900