新潟空港を拠点とし、札幌丘珠便の就航を目指すトキエアは、当初6月末としていた就航予定日を国の審査の遅れなどから度々延期しています。
今年7月には、週4日・1日2往復の夏ダイヤを発表していましたが、国の審査の長期化や毎年行われる機体の検査が11月に予定されていることなどから、夏ダイヤでの運航を断念したことが関係者への取材で分かりました。
就航は12月以降となる可能性もあり、その場合はさらに数億円の資金がかかる見込みだということです。
就航の見通しが立たないことについて、新潟商工会議所の福田勝之会頭は10月23日の会見で、トキエア側に現在の状況を公に発信するよう求めたことを明かしました。
【新潟商工会議所 福田勝之 会頭】
「皆さん心配するのは、なぜ延びるんだということだと思う。トキエアさんにも課題はあると思うが、周りの環境がそういう状態なので」
また資金面については…
【新潟商工会議所 福田勝之 会頭】
「就航すれば応援するよという方が多くいらっしゃるので、その間の資金については、なんとかつなぎはうまくいっているだろうというふうには聞いている」
就航はいつになるのか。期待を背負う分、真摯な説明が求められています。最終更新日:Mon, 23 Oct 2023 19:37:52 +0900