県が発注した胎内市の取水工事の入札をめぐり、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、県新発田地域振興局・元農村整備部長の鶴巻博文容疑者と岩村組顧問の本田任容疑者、胎内市の建設業者・小野組の須貝真司容疑者、延本建設の佐久間功容疑者、西奈美組の西奈美裕輔容疑者の合わせて5人です。
県新発田地域振興局が発注する工事での新たな官製談合事件を受け、警察は今回、逮捕者の出た胎内市の建設業者への家宅捜索を行いました。
【記者リポート】
「延本建設から今、捜査員たちが段ボールを抱えて出てきます。全部で段ボール6・7個ほど、捜査員が次々と運び込んでいきます」
その後の関係者への取材で、警察が建設会社から入札に関する書類や工事の設計書、パソコンを押収していたことが新たに分かりました。
警察は業界で組織的に談合が行われていた可能性も視野に、事件の全容解明に向け捜査を進めています。最終更新日:Fri, 13 Oct 2023 19:09:59 +0900