パチパチと音を立て七輪の上でゆっくりと焼けるお団子。このお団子を焼くのは…
【長谷川珠子アナウンサー】
「店内は畳やちゃぶ台と、和モダンな空間。お客さんは一人一つの七輪で、自分でお団子を焼いて食べています」
今年4月、新潟市中央区にオープンした「よつば庵」。
もともと手芸店だった和モダンな建物を活用し、お客自ら自分専用の七輪を使って、お団子を焼くことができる体験型の団子茶屋です。
【客】
「ちょっと難しくて、焦がしちゃったりして。でも、それが醍醐味で楽しい。手作りではないけど、自分で作った感があってよかった」
多い日には60セットも提供されるという大人気の七輪団子。焼き時間によって、その味わいは異なってくると言います。
【よつば庵 坂井法子さん】
「30~40秒くらいだと弾力があるので、ちょっと固めがお好きな方。もっと柔らかくしたい方は、長めに置いておくとモチモチとしたつきたてのようなお餅を楽しめる」
そこで、長谷川アナウンサーも七輪団子に挑戦!
【長谷川珠子アナウンサー】
「七輪にのせると、ふわっと米の香りが。やはり温まると香りが立ちます」
ここからはゆっくりとした時間の流れを楽しみます。
【長谷川珠子アナウンサー】
「かすかにお団子が焼けるパチパチという音が聞こえます。この間を楽しむというのも醍醐味の一つかもしれません」
これはお店側の狙いでもあったようです。
【よつば庵 坂井法子さん】
「体験型というか、お客さん自身で焼いてもらえるので、スマートフォンは置いて、焼きながらお話も弾むのかなと感じる」
待つこと4分。じっくり焼いて、柔らかめに仕上がったお団子のお味は?
【長谷川珠子アナウンサー】
「お米の甘さがとても強い。お団子の外側がこんがり焼けて、香ばしさが増していておいしい」
また、あんこやきなこ、季節のフルーツなど5つのトッピングもお好みで楽しめます。
【長谷川珠子アナウンサー】
「やはり自分でじっくりと時間をかけて焼いたお団子なので、よりおいしく感じられます」
ついつい我が子のように愛着が湧いてしまう七輪団子。
【よつば庵 坂井法子さん】
「新型コロナも終わって、やっとお話ししながら食事を楽しめるようになったので、お団子を通して盛り上がって、暑いけど楽しい時間を過ごしてもらえたら」
お団子が焼けるまでの待ち時間が、七輪を前にすることで特別な時間に変わっていました。最終更新日:Fri, 07 Jul 2023 18:58:05 +0900